

魔法にかけられた僕を
妖精の君は 白百合のような指先と
真紅の薔薇を装った 吸血鬼の唇で
メロメロに バニラアイスのように僕の体を溶かした
いっしょに彼女も カスタードクリームみたいに溶けて
ドロドロに混じり合って
運河から海底に そしてマグマになって
噴火して成層圏を越えて 宇宙の彼方へ飛ぶ
すべてを失い すべてを忘れる美しき罠

★.:☆ ひとこと、ぽつり ☆.:★
詩というのは面白いです。
今回の詩は、去年の夏にハリーポッターを観て、4行の散文詩を書いた。
そのときは、ただの魔法をテーマにした子供みたいな純情な詩だった。
推敲しようと書き足していたら、かなり飛躍してしまい、子供から大人の詩に?(笑)
たとえバニラアイスのように溶けて、宇宙の塵になってもいいから、
どうか僕を魔法にかけてください。
そう思うのだ(笑)
★ 【032】 2008.03.04 (by2006.8) ★写真・昭和記念公園(2006.06)

